🥀右近(38番)拾遺集 恋四・870
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
人の命の 惜しくもあるかな
〜貴方に忘れられる我が身のことは
何ほどのこともありません。
ただ神にかけて 誓ったあなたの命が、
はたして神罰を受けはしないかと、
借しく思われてなりません。
🌸右近🌸 うこん
(生没年不明)
右近少将・藤原季蝿の娘。
父の官職の名から右近とよばれ、
醍醐天皇の后・穏子に仕える。
「新勅撰和歌集」などに歌が残されている。
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