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中納言兼輔(27番)『新古今集』恋・996 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ 〜みかの原を二つにわけて流れるいづみ川。 そのいづみの名のように、 貴方をいつかみた訳ではないのですが、 どうして私は貴方を こんなにも恋しく思う…
貞信公(26番)『拾遺集』雑集・1128 小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 〜小倉山の峰の美しい紅葉の葉よ、 もしお前に人の情けが分かる心があるならば、 散るのを急がず、 もう一度の行幸をお待ち申していてくれないか。 貞信公 ていし…
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