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源氏物語&古典文学を聴く🪷〜少納言チャンネル&古文🌿

少納言チャンネル🌷は、古典や漢文、文学の朗読を動画にしています。 🌼 音読で脳トレ&リラックスしましょ🍀

源氏物語 第3帖 空蝉 (うつせみ)

複雑な思いの空蝉 薄衣を手放そうとしない源氏【源氏物語 34 第3帖 空蝉5】かの薄衣は、小袿のいとなつかしき人香に染めるを、身近くならして見ゐたまへり。

小君、 御車の後にて、二条院におはしましぬ。 ありさまのたまひて、 源氏 「幼かりけり」 とあはめたまひて、 かの人の心を爪弾きをしつつ恨みたまふ。 いとほしうて、ものもえ聞こえず。 源氏 「いと深う憎みたまふべかめれば、 身も憂く思ひ果てぬ。 など…

残された軒端荻と源氏【源氏物語 33 第3帖 空蝉4 】この人の、なま心なく、若やかなるけはひもあはれなれば、さすがに情け情けしく契りおかせたまふ。

この人の、なま心なく、 若やかなるけはひもあはれなれば、 さすがに情け情けしく契りおかせたまふ。 源氏 「人知りたることよりも、 かやうなるは、あはれも添ふこととなむ、 昔人も言ひける。 あひ思ひたまへよ。 つつむことなきにしもあらねば、 身ながら…

空蝉は薄衣を残して去った【源氏物語32 第3帖 空蝉3】やをら起き出でて、生絹なる単衣を一つ着て、すべり出でにけり。

源氏 「静まりぬなり。 入りて、さらば、たばかれ」 とのたまふ。 この子も、 いもうとの御心はたわむところなくまめだちたれば、 言ひあはせむ方なくて、 人少なならむ折に入れたてまつらむと思ふなりけり。 源氏 「紀伊守の妹もこなたにあるか。 我にかい…

碁を打つ空蝉と軒端荻‥覗き見る源氏【源氏物語 31 第3帖 空蝉 2】何にかあらむ上に着て、頭つき細やかに小さき人の、ものげなき姿ぞしたる。

母屋の中柱に側める人やわが心かくると、 まづ目とどめたまへば、濃き綾の単衣襲なめり。 何にかあらむ上に着て、頭つき細やかに小さき人の、 ものげなき姿ぞしたる。 顔などは、差し向かひたらむ人などにも、 わざと見ゆまじうもてなしたり。 手つき痩せ痩…

紀伊守の屋敷に忍び込む【源氏物語 30 第3帖 空蝉1】さて向かひゐたらむを見ばや、と思ひて、やをら歩み出でて、簾のはさまに入りたまひぬ。

寝られたまはぬままには、 源氏 「我は、かく人に憎まれてもならはぬを、 今宵なむ、 初めて憂しと世を思ひ知りぬれば、恥づかしくて、 ながらふまじうこそ、思ひなりぬれ」 などのたまへば、 涙をさへこぼして臥したり。 いとらうたしと思す。 手さぐりの、…