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紀友則〈きの とものり〉(33番)🌱古今集  春下・84 ひさかたの 光のどけき 春の日にしづ心なく 花の散るらむ🌸

紀友則(33番)🌱古今集  春下・84

ひさかたの 光のどけき 春の日にしづ心なく 花の散るらむ🌸

〜日の光が、

のどかでやわらかく降り注ぐ春の日に、

桜の花は どうして

こんなにも落ち着いた心もなく

散っていってしまうのでしょう。

 

💠 紀友則 💠 きのとものり

(851/857-905)

平安時代初期の歌人

35番 紀貫之の従兄弟で 紀有友の子。

三十六歌仙の一人。

 

紀貫之凡河内躬恒壬生忠岑らと共に

古今和歌集』編者の一人に選ばれる。

 

古今集完成を見ずに死去。

古今集17巻には、紀友則の死を悼む紀貫之壬生忠岑

哀傷歌が収録されています。