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源氏物語&古典文学を聴く🪷〜少納言チャンネル&古文🌿

少納言チャンネル🌷は、古典や漢文、文学の朗読を動画にしています。 🌼 音読で脳トレ&リラックスしましょ🍀

2023-10-29から1日間の記事一覧

女君に会えなくなる悲しさに泣く源氏【源氏物語 27 第2帖 箒木16】冷淡な女への恨みと、 会えなくなることに 胸を痛めて 泣く源氏。人妻である女君の煩悶を思いやる

鶏も鳴きぬ。 人びと起き出でて、 供 「いといぎたなかりける夜かな」 供人 「御車ひき出でよ」 など言ふなり。 守も出で来て、 紀伊守 「女などの御方違へこそ。 夜深く急がせたまふべきかは」 など言ふもあり。 君は、 またかやうのついであらむこともいと…

たおやかだが なよたけの強さを持つ女君【源氏物語 26 第2帖 箒木15】女房に「夜明けにお迎えに来るがいい」と伝える源氏

源氏 「違ふべくもあらぬ心のしるべを、 思はずにもおぼめいたまふかな。 好きがましきさまには、 よに見えたてまつらじ。 思ふことすこし聞こゆべきぞ」 とて、いと小さやかなれば、 かき抱きて障子のもと、出でたまふにぞ、 求めつる中将だつ人来あひたる…

源氏、人妻が気になる😓【源氏物語 25 第2帖 箒木14】君は、とけても寝られたまはず、いたづら臥しと思さるるに御目覚めて、この北の障子のあなたに人のけはひするを‥

酔ひすすみて、 皆人びと簀子に臥しつつ、静まりぬ。 君は、とけても寝られたまはず、 いたづら臥しと思さるるに御目覚めて、 この北の障子のあなたに人のけはひするを、 「こなたや、かくいふ人の隠れたる方ならむ、 あはれや」 と御心とどめて、 やをら起…