🌸儀同三司母(54番)新古今集 恋・1149
忘れじの 行末までは かたければ
今日を限りの 命ともがな
〜いつまでも忘れまいとすることは、
遠い将来まではとても難しいものです。
いっそのこと、
今日をかぎりに
命が尽きてしまえばいいのに。
🌸儀同三司母🌸 ぎどうさんしのはは(生年不明 ?~996年)
従二位式部卿 高階成忠の娘 名は貴子。
藤原兼家の子、道隆と結婚。
儀同三司とは「儀三司に同じ」という意味で、
藤原伊周は准大臣の待遇だったので、
その母を「儀同三司の母」と呼びました。
隆家は太宰権帥(だざいのごんのそち)となり、
刀伊の入寇(といのにゅうこう)では、国を守った英雄である
💠聴く古典文学📚少納言チャンネルは、聴く古典として動画を作っております。ぜひチャンネル登録お願いします🌷