💠大中臣能宣(49番)詞花集 恋上・225
〜みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ
昼は消えつつ 物をこそ思へ
禁中の御垣を守る衛士のかがり火は、
夜は赤々と燃えているが、昼間は消える。
まるで、(夜は情熱に燃え、昼間は思い悩んでいる)
わたしの恋の苦しみのようではないか。
💠大中臣 能宣💠 おおなかとみのよしのぶ
( 921~991年)
三十六歌仙の一人
平安御所に置かれた和歌所の寄人である、
「梨壷の五人」のひとりとして
「後撰集」をまとめたり、
「万葉集」のを研究などを残しています。
61番の作者・伊勢大輔は能宣の孫にあたります。
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